真のキリスト教 上巻 Vera Christiana Religio 1

新教会の組織神学テキストと言えるもの。上巻は6章からなり、創造神、あがない主、聖霊、〈みことば〉、十戒、信仰の順で、新教会神学が構築されていく。特に、神が唯一であることに基づく三位一体の新解釈と、「信仰のみ」の矛盾を指摘。全編を貫くメモラビリアは、実証的、体験的な背景と奥行きを与える。従来のキリスト教解釈は、その出発点に舞い戻り、キリスト教教義の全般的見直しを行うための最適の書。

A5判 639ペ―ジ   

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内容紹介例

TCR41. (2) いずれにしても、人間の中で愛と英知が結びつくよう、神はたえず働いておられることを知らなくてはなりません。ただし人間が神を見あげ、神を信じるようにならなくては、この二つはいつも分離されたままです。それで、愛または仁愛の善と、英知または信仰の真理の二つが、人のうちで結びあわされれば結びあわされるほど、人は神の像となり、天界に向かい、天使のいる天界に引きあげられます。それに反して、人のうちでこの二つが分離すれば分離するほど、人はルチフェルまたは龍の似姿をもってきて、天界から地上に投げ出され、やがて地の底の地獄に行くことになります。

 以上の二つが結びあわされると、人間の状態は、春の日の樹木のようになります。熱は、同じ程度の光とうまく混ざって、発芽・開花・結実が行われます。分離すると、それ代わって、人間の状態は冬の日の樹木のようになります。ここで光から熱が去り、木の枝から葉が全部落ちて、丸裸になってしまいます。